Japanese
English
臨床報告・1
内視鏡下生検にて診断しえたS状結腸子宮内膜症の1例
A case of sigmoid colon endometriosis diagnosed by endoscopic biopsy
井上 康一
1
,
田島 隆行
1
,
谷口 正美
1
,
高誠 勉
1
,
佐藤 哲也
1
,
杉田 輝地
1
,
安達 英夫
2
Kouichi INOUE
1
1山近記念総合病院外科
2山近記念総合病院産婦人科
キーワード:
腸管子宮内膜症
,
術前診断
Keyword:
腸管子宮内膜症
,
術前診断
pp.919-922
発行日 2000年7月20日
Published Date 2000/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904164
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はじめに
腸管子宮内膜症は外性子宮内膜症の10〜12%1,2)にみられる比較的まれな疾患で,病変は漿膜・固有筋層が主体のため内視鏡下生検による術前診断率は5.9〜9%3,4)と低い.
今回われわれは,S状結腸に発生した子宮内膜症で,術前に内視鏡下生検により診断が可能であった1例を経験したので報告する.
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