外科医に必要な整形外科common diseaseの知識・12【最終回】
手根管症候群
和田 卓郎
1
Takuro WADA
1
1札幌医科大学医学部整形外科
pp.624-627
発行日 2000年5月20日
Published Date 2000/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904115
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はじめに
手のしびれや疼痛を主訴に外来を訪れる患者は多い.そのような患者のなかに上肢の絞扼性神経障害(entrapment neuropathy)が含まれている可能性がある.手根管症候群は上肢に発生する最も頻度の高い絞扼性神経障害である.本稿では手根管症候群の臨床像,治療法について概説する.
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