特集 施設別/新・悪性腫瘍治療のプロトコール
Ⅵ.胆嚢癌治療のプロトコール
(2)杏林大学医学部第1外科
新川 定
1
,
跡見 裕
1
Sadamu SHINKAWA
1
,
Yutaka ATOMI
1
1杏林大学医学部第1外科
pp.179-184
発行日 1994年10月30日
Published Date 1994/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901688
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胆嚢癌は近年の各種検査法,特に画像診断技術の進歩により比較的早期に発見されるようになり,術前の診断率も確実に向上してきている.しかし,進行癌の症例が多く,その治療成績は決して満足いくものではなく,各施設ごとにさまざまな方針に基づいた手術療法が行われているのが現状である.教室でも胆嚢癌の進行度,特に進展様式に応じた術式を選択している.本稿では最近の教室における胆嚢癌に対する治療方針,特に手術々式を中心としたプロトコールを紹介する.
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