特集 Dos & Don'ts外来の小外科
Ⅸ.その他
6.ストーマ外来
國井 康男
1
,
沼田 美幸
2
1国立仙台病院外科
2アルケア株式会社ET
pp.310-311
発行日 1993年10月30日
Published Date 1993/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901408
- 有料閲覧
- 文献概要
ストーマ外来は,ストーマ造設患者(オストメイト〉に対しストーマ関連の疾患の診断と治療並びに社会的,肉体的,精神的な援助を個別に行う外来である.対象は消化器ストーマ,泌尿器ストーマであるが,胃瘻,腸瘻,胆汁瘻を有する患者が対象になることもある.オストメイトの抱える問題の特徴は,原疾患が複雑な経過をとるものが多く,またストーマの造設に伴う2次的な生活の問題点を有することであり(表1,2),これらは継続的にフォローされなければならない.診察にかかる時間は,ひとり最低30分を要し,初診は1時間程度みておく必要がある.
Copyright © 1993, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.