特集 外科患者・薬物療法マニュアル
〔付録〕正しいオーダーと処方せんの書き方
処方せんの正しい書き方
清野 敏一
1
,
中村 均
1
,
伊賀 立二
1
1東京大学医学部附属病院薬剤部
pp.280-282
発行日 1992年10月30日
Published Date 1992/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901027
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医師が意図した薬物療法が正確に薬剤師に伝達され,調剤された薬剤を患者が適正に服用あるいは使用するためには,処方せんが正しく記載される必要がある.しかし現状では,処方せんが慣習的に書かれているために,手書きされた処方せんの医薬品名が略して記載されること,剤形,含量規格あるいは用法が記載されていないことなど,処方せんの書き方が非常に混乱している.そこで,医師の意図が正確に薬剤師に伝達される正しい処方せんを作成するための留意点の概要についてまとめた.
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