Japanese
English
臨床報告
乳房外Paget病に対する骨盤内臓器全摘術の経験
The experience of pelvic exenteration in the treatment of extamammary Paget disease
遠藤 隆志
1
,
中山 凱夫
1
,
近森 文夫
2
,
青柳 啓之
2
,
岡村 隆夫
2
Takashi ENDO
1
1筑波大学臨床医学系形成外科
2筑波学園病院外科
pp.255-257
発行日 1991年2月20日
Published Date 1991/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900385
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はじめに
乳房外Paget病は皮膚科・形成外科領域ではときに遭遇する疾患であるが,微小浸潤癌の範疇に入るものであり,比較的予後良好な疾患である.
今回われわれは,陰部に発生した乳房外Paget病で,膀胱,腟,直腸まで広範囲に腫瘍が浸潤していたため,微小浸潤癌にもかかわらず骨盤内臓器全摘術を施行せざるを得なかった1例を経験したのでここに報告する.
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