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特集 知っておきたい 乳がん診療のエッセンス
治療編
内科的治療
化学療法・分子標的治療(術前・術後)
Chemotherapy・molecular-targeted therapy
藤井 孝明
1
,
桑野 博行
1
Takaaki FUJII
1
1群馬大学大学院総合外科学乳腺・内分泌外科学
pp.1070-1073
発行日 2017年9月20日
Published Date 2017/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211728
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【ポイント】
◆術前後の化学療法の目的は,微小転移を制御することにより再発を減少させ,予後を改善することである.
◆補助化学療法は,原発巣の腫瘍径,リンパ節転移などによるclassicalな解剖学的リスク分類に加え,subtypeに基づいた薬物感受性を考慮して選択する.
◆患者の利益と薬剤による有害事象のバランスを考慮する必要があるが,補助化学療法では安易な抗癌剤の減量,中止は避けなければならない.
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