Japanese
English
臨床報告
Adenomaより発生したと考えられる早期胆嚢癌の1自験例
A case report of the early cancer developted from adenoma in the gallbladder
小海 康夫
1
,
戸張 雅晴
1
,
伊藤 誠司
1
,
須藤 眞
1
,
小舘 昭示
1
,
西沢 諒一
1
Yasuo KOKAI
1
1青森市民病院外科
pp.279-281
発行日 1984年2月20日
Published Date 1984/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208572
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はじめに
胆嚢癌の治療成績は他の消化器癌にくらべ極めて不良である.治療成績向上のためには早期診断ならびに適切な根治術の確立が必要である.
最近われわれは,糖尿病にて入院中胆石を合併した胆嚢内隆起性病変と診断し,胆嚢摘出術を施行,組織学的に腺腫より発生したと考えられる早期胆嚢癌であつた症例を経験したのでここに報告する.
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