特集 外科外来マニュアル
私の治療
上肢・下肢
腱鞘炎
米満 弘之
1
1熊本機能病院
pp.684-685
発行日 1982年5月20日
Published Date 1982/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207985
- 有料閲覧
- 文献概要
□概説
腱の過度なる反復運動により,腱鞘に炎症がおこり,同時に腱そのものは紡錘状に腫脹,肥厚し運動痛が出現するもので,糖尿病や関節リウマチの患者に多くみられる.その中で代表的なものは,伸筋群や拇指の長母指外転筋と短母指伸筋でおこるde Quervain病である.de Quervain病について述べる(図1).
Copyright © 1982, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.