Japanese
English
臨床報告
腸回転異常を伴つた先天性不完全幽門膜様閉鎖症の1例
A case report of congenital membraneous pyloric atresia with malrotation of the intestine
大崎 俊英
1
,
細羽 俊男
1
,
香川 茂雄
1
,
高倉 範尚
1
,
石川 純
1
,
成末 允勇
1
,
坂本 昌士
1
,
田中 早苗
1
,
林 洋光
2
,
岡崎 富男
2
,
松本 靖代
2
,
大朏 祐治
3
Toshihide OHSAKI
1
1福山市市民病院外科
2福山市市民病院小児科
3福山市市民病院病理
pp.267-270
発行日 1981年2月20日
Published Date 1981/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207616
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はじめに
先天性腸閉鎖症は,小児外科,ことに新生児外科の発達した今日では,さほど珍しいものではないが,幽門閉鎖症の発生は極めて稀である.われわれは腸回転異常を伴つた幽門膜様閉鎖症の1例を経験したので,本邦報告11例に自験例を加えて検討し報告する.
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