Japanese
English
臨床報告
外傷性腹部大動脈—下大静脈瘻
Traumatic abdominal aorto-caval fistula
武藤 庸一
1
,
森山 正明
1
,
古山 正人
1
,
牧野 純造
1
,
家守 光雄
1
,
草場 昭
1
,
井口 潔
1
Yoichi MUTO
1
1九州大学医学部第2外科
pp.1893-1896
発行日 1979年12月20日
Published Date 1979/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207343
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はじめに
腹部大動脈に対する直達外傷は致命的なことが多く,受傷後仮性動脈瘤あるいは大動脈—下大静脈瘻を形成し,長期間生存することは稀である.われわれは最近,腹部大動脈直達外傷後約18年を経過した外傷性腹部大動脈—下大静脈瘻の1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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