Japanese
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特集 急性胆嚢炎の治療
手術のタイミング—私はこう考える
外科の立場から
The timing of surgical treatment for acute cholecystitis from the standpoint of surgeon
西尾 剛毅
1
,
柵瀬 信太郎
1
,
牧野 永城
1
Takeki NISHIO
1
1聖路加国際病院外科
pp.1535-1538
発行日 1979年10月20日
Published Date 1979/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407207296
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はじめに
急性胆嚢炎の手術タイミングに関して,米国では1950年代にかなり議論がつくされ,以来一般には早期手術が推奨されている1,2).
日本では未だその議論は広く行なわれておらず,定説と言えるようなものは未だないと言っても良いと思う,筆者の一人牧野は,1973年に,聖路加国際病院での急性胆嚢炎患者120例について検討を加え,手術時期について論じている3).今回はその後の当院に於ける急性胆嚢炎78例を加えて,比較と再検討を試みた.
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