Japanese
English
臨床報告
新生児壊死性腸炎の1治験例
A case report of neonatal necrotizing enterocolitis
矢野 洋
1
,
岸田 登治
1
,
安井 健三
1
,
池沢 輝男
1
,
加藤 量平
1
,
城下 尚
2
Yoh YANO
1
1桐生厚生総合病院外科
2群馬大学付属病院中央検査室病理
pp.1511-1514
発行日 1976年11月20日
Published Date 1976/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206630
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はじめに
壊死性腸炎は,新生児に発生する壊死性,出血性,易穿孔性の腸炎で,その高い死亡率と共に,特に未熟児における原因不明の消化管穿孔として近年注目を浴びている疾患である.最近著者らも,生後4日の女児の消化管穿孔症を開腹し,本疾患であることを診断し,治癒し得たので報告する.
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