Japanese
English
症例
胸骨後部甲状腺腫の1例
A case of beheind sternum goiter
桜井 末男
1
,
宜野座 通義
1
,
盛合 薰夫
1
Sueo SAKURAI
1
1岩手医科大学第一外科教室
pp.639-641
発行日 1960年7月20日
Published Date 1960/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202624
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緒言
胸腔内甲状腺腫の概念については,1883年Wöl-blerがはじめてその本質を明らかにしているが,その後欧米においては可なり多数の報告があり,種々検討が加えられている.これに反し本邦ではその報告例が極めて少ない.
われわれは最近,当教室においてレ線学的に術前より,胸骨後部甲状腺腫と診定し得た1例を経験したので茲に報告する.
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