Japanese
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特集 進歩する消化器外科手術―術式の温故知新
〔疾患別〕
食道癌手術の温故知新
Progress of surgery for esophageal cancer
宮崎 達也
1
,
猪瀬 崇徳
1
,
田中 成岳
1
,
鈴木 茂正
1
,
原 圭吾
1
,
小澤 大悟
1
,
横堀 武彦
1
,
福地 稔
1
,
桑野 博行
1
Tatsuya MIYAZAKI
1
1群馬大学大学院医学系研究室病態総合外科
pp.6-9
発行日 2013年1月20日
Published Date 2013/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104415
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【ポイント】
◆食道癌手術の歴史は頸部食道手術に始まり,胸部食道癌手術の最初の成功は1913年にTorekによってなされた.
◆当初,治療成績は満足すべきものではなかったが,1970年以降に麻酔法や栄養法,再建術式が進歩して手術死亡率は減少し,一期的手術も可能となった.
◆胸部食道癌手術の標準術式は右開胸胸部食道切除術である.上縦隔リンパ節は十分に郭清する必要がある.
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