特集 外科医のための癌診療データ
臓器別最新データ
3.乳癌
乳癌の治療
藤井 公人
1
,
安藤 孝人
1
,
手塚 理恵
1
,
吉田 美和
1
,
中野 正吾
1
,
福富 隆志
1
Kimihito FUJII
1
1愛知医科大学乳腺・内分泌外科
pp.80-84
発行日 2012年10月22日
Published Date 2012/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104296
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覚えておきたいデータ
◆センチネルリンパ節転移がisolated tumor cells(ITC)の診断の場合は,腋窩リンパ節郭清の省略が可能となる.
◆進行・再発乳癌の化学療法において高い奏効率を得るには,パクリタキセルとベバシズマブが有効であるが,生存率には寄与せず副作用発現も多いため,先を見据えた慎重投与が望まれる.
◆新規画像診断法としてMRIとUSを同期させたrealtime virtual sonography(RVS)が注目されている.
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