特集 外科医のための癌診療データ
本書の目的と使い方
島津 元秀
1
1東京医科大学八王子医療センター消化器外科・移植外科
pp.5
発行日 2012年10月22日
Published Date 2012/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104282
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本誌ではすでに2回にわたって「癌診療に役立つ最新データ」という特集を組み,2002年, 2007 年の増刊号として出版し,好評を博した.それから5年が経過した現在,日進月歩である癌診療においてはすでに新たな知見とエビデンスが集積され,「最新データ」の改訂が必要となった.
今回は,一般外科領域で遭遇する各種の癌のほか,消化管間質腫瘍(GIST) , 膵・消化管神経内分泌腫瘍(NET) についても項目を追加し,それぞれの疾患における,疫学,診断,外科治療,内科治療,ならびに集学的治療について,外科のみならず広い分野のエキスパートにお願いして執筆していただいた.本書を紐解けば,「外科医が必要とする」癌診療に関する最新のデータを網羅的に知ることができる.
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