病院めぐり
潤和会記念病院外科
岩村 威志
1
1潤和会記念病院外科
pp.819
発行日 2012年6月20日
Published Date 2012/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104120
- 有料閲覧
- 文献概要
当院は宮崎市の大淀川沿いに位置しており,15診療科を擁する市北西部の中核病院です.1947年に整形外科医であった大野英男初代理事長が大野病院として延岡市に開設し,1964年に現在地に移転しました.1973年に財団法人となり,1982年にはリハビリテーション学院を併設し,1983年には脳神経外科を開設して,整形外科と脳血管疾患のリハビリテーションを主に発展を続けてきました.以上の経緯からベッドが容易に離合できる広い廊下があり,また病室も広いため患者さんに喜ばれています.
2001年に吉山が入職して消化器科,2002年に谷口が入職して外科を新設し,2004年の病院の増改築完成とともに筆者が宮崎大学医学部第1外科助教授を辞して入職し,外科が本格稼働しました.2005年には台風14号による大水害で病院の1階部分がすべて大人の背丈ほど水没し,CTやMRIなどの高額医療機械が全滅してしまいましたが,職員が一致団結して1か月後には力強く立ち直りました.
Copyright © 2012, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.