Japanese
English
特集 新しいエネルギーデバイスの構造と使い方のコツ
〔器具の構造と使い方のコツ〕
新しいタイプの電気メス
Electrocautery of a new type
山本 聖一郎
1
,
藤田 伸
1
,
赤須 孝之
1
,
稲田 涼
1
,
森谷 冝皓
1
Seiichiro YAMAMOTO
1
1国立がん研究センター中央病院大腸外科
キーワード:
電気メス
,
Valleylabモード
,
パルス凝固
,
ソフト凝固
Keyword:
電気メス
,
Valleylabモード
,
パルス凝固
,
ソフト凝固
pp.1498-1503
発行日 2010年11月20日
Published Date 2010/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103312
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要旨:内視鏡下手術の出現が契機となり,従来の手術とは異なる特異な状況,すなわち腹腔内での結紮・切離が開腹手術とは比較にならないほど時間がかかってしまう状況で,超音波凝固切開装置やvessel sealing systemなど凝固切開の機器の開発,改良が進んだ.しかし,開腹手術であれ,内視鏡下手術であれ,剝離,切開,止血の基本手技ではいまだに電気メスが重要な役割を果たしている.本稿では,最近開発された新しいタイプの電気メスについて,その構造,特性,使い方のコツなどを概説する.
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