Japanese
English
臨床報告・1
左鎖骨上リンパ節に単独再発した胸部下部早期(m3)食道癌の1例
Left supraclavicular lymph node recurrence in a patient with early(m3)carcinoma of the lower thoracic esophagus
大久保 涼子
1
,
矢島 和人
1
,
武者 信行
1
,
木戸 知紀
1
,
坪野 俊広
1
,
酒井 靖夫
1
Ryoko OKUBO
1
1済生会新潟第二病院外科
キーワード:
早期食道癌
,
リンパ節再発
,
放射線療法
Keyword:
早期食道癌
,
リンパ節再発
,
放射線療法
pp.1757-1760
発行日 2007年12月20日
Published Date 2007/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101983
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はじめに
食道癌は局所浸潤の早期の段階からリンパ節転移が発生し,深達度がm3であっても10%程度のリンパ節転移を認める1).しかしながら,通常リンパ節転移部位は原発部位の近傍リンパ節であり,原発部位から遠隔のリンパ節に単独で転移をきたすことは稀である.
今回,われわれは胸部下部早期食道癌の根治切除後に左鎖骨上リンパ節に単独再発した1治療例を経験したので報告する.
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