Japanese
English
臨床報告・1
術後早期のγ-globulin投与が有効であったと考えられる腸間膜脂肪織炎の1例
A case of post operative mesenteric panniculitis treated successfully by immunoglobulin administration
岡本 光正
1
,
有川 俊治
1
,
宗實 孝
1
,
高橋 洋
1
Mitsumasa OKAMOTO
1
1三木市立三木市民病院外科
キーワード:
腸間膜脂肪織炎
,
γ-globulin投与
Keyword:
腸間膜脂肪織炎
,
γ-globulin投与
pp.1419-1422
発行日 2007年10月20日
Published Date 2007/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101866
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はじめに
腸間膜脂肪織炎は非特異性炎症性疾患であり1),症例報告例は増加しているものの確立された治療法はなく2),炎症が遷延する例も少なくない3).われわれは術後早期のγ-globulin投与が奏効したと考えられる1例を経験したので報告する.
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