Japanese
English
臨床報告・1
胃および横行結腸の脱出を認めた白線ヘルニアの1例
A case of a large hernia through the linea alba
早稲田 龍一
1
,
平野 勝康
1
,
黒川 勝
1
,
芝原 一繁
1
,
魚津 幸蔵
1
,
長谷川 洋
1
Waseda Ryuichi
1
1富山赤十字病院外科
キーワード:
白線ヘルニア
,
手術
,
嵌頓
Keyword:
白線ヘルニア
,
手術
,
嵌頓
pp.121-124
発行日 2007年1月20日
Published Date 2007/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101167
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
白線ヘルニアは白線の間隙から発生する腹壁ヘルニアの1つで,わが国では60余例の報告をみるに過ぎない稀な疾患である1~3).
今回,長い経過観察ののち,上腹部に胃および横行結腸の脱出を認めた白線ヘルニアの1例を経験したので報告する.
Copyright © 2007, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.