病院めぐり
白石共立病院外科
岸川 正彦
1
1白石共立病院外科
pp.95
発行日 2007年1月20日
Published Date 2007/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101161
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白石町は佐賀県の南西部地区,JR長崎本線沿いにあり,江戸時代以来の有明海の干拓によってできた広大な農村地帯です.人口は約3万人で,周辺地域の住民を含めた約10万人が当院の診療患者です.有明海の沿岸地帯は全国有数の米,蓮根,玉葱の産地であると同時に,癌の多発地帯でもあります.肝癌は全国第1位,胃癌8位,大腸癌14位です.
当院は昭和55年に開設され,現在は病床数150床,診療科9科,医師18人,看護師170人,従業員数270人です.外来患者数は450人/日(外科45人/日),入院患者はほぼ満床状態で,入院基本料B,在院日数18日,ベット稼働率98%です.当院は佐賀県南部地区の急性期一般病院および救急病院(災害拠点病院)として高度の診療を求められているため,画像診断部ではMRI,MDCT,アンギオグラフィ,エコー検査,マンモグラフィ,マンモトーム,拡大ハイビジョン内視鏡システムを備えています.
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