Japanese
English
臨床報告・1
胃癌術後に嚥下障害で発症した強直性脊椎骨増殖症の1例
A dysphagia secondary to ankylosing spinal hyperostosis(ASH)after distal gastrectomy.Case report
柳澤 智彦
1
,
小澤 昭人
1
,
石橋 久夫
1
,
下形 光彦
2
,
笹岡 隆一
2
,
三澤 弘道
2
Satohiko YANAGISAWA
1
1国保依田窪病院外科
2国保依田窪病院整形外科
キーワード:
強直性脊椎骨増殖症
,
挿管性反回神経麻痺
,
嚥下障害
Keyword:
強直性脊椎骨増殖症
,
挿管性反回神経麻痺
,
嚥下障害
pp.1485-1488
発行日 2004年11月20日
Published Date 2004/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101093
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
日常の臨床において,脳血管障害などの神経疾患,咽喉頭癌,甲状腺癌,肺癌などの悪性疾患に伴う嚥下障害の患者を診察している外科医は多いと思われる.
今回,われわれは胃癌術後に嚥下障害をきたし診断に苦慮した強直性脊椎骨増殖症(ankylosing spinal hyperostosis:以下,ASH)の1症例を経験したので報告する.
Copyright © 2004, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.