書評
—編集 室田誠逸(東京医科歯科大学教授) 水島 裕(聖マリアンナ医科大学教授)—プロスタグランディンの臨床
宮坂 信之
1
1東京女子医科大学
pp.877
発行日 1987年9月1日
Published Date 1987/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406205973
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- 文献概要
まず,この本は読みやすいというのが第一印象である。
プロスタグランディンは生理活性物質であり,多様な作用を発揮していることは万人の認めるところである。しかしプロスタグランディンの中にもアナログが多数あり,その一般名にはなじみがあっても,実はそれ以上のことはよくわからず,頭の中で混乱しているというのが臨床家の現状であろう。このような臨床家にとって本書はその悩みを一気に解決してくれる。
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