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海外文献抄録
Transient ischemic attacks and strokes with recovery Prognosis and investigation./Humphrey,R.R.D. & Marshall,J./Stroke,12:765-769,1981.
大友 英一
pp.416-417
発行日 1982年4月1日
Published Date 1982/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406204931
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一過性脳虚血発作および回復性脳卒中の予後および調査
最初の脳虚血発作後回復した234例の患者の予後について検討した。
対象は一過性脳虚血発作,完全回復性脳卒中(RIND)あるいは脳梗塞でほとんど完全に回復した症例であり,診断は臨床的また各種検査の結果,非出血性の脳血管障害とされたものである。一過性脳虚血発作は117例,1日から3週間の間に症状の消失した完全回復性脳卒中(RIND)は42例,3週以上かかつて回復したか,あるいはごく軽度の神経症状を残した脳梗塞は75例であつた。最初の発作の持続時間が治療し得る病巣の発見,あるいは再発作の発現に影響を与えるか否かを検討した。これらの症例の初回発作の持続は5分以内から3週以上にわたつていた。
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