第16回日本脳・神経外科学会
脳外科手術に関するパネル・デイスカッション(2)
陣内 伝之助
1
,
橋場 輝芳
2
,
浅野 芳登
3
,
橋本 義雄
4
,
竹林 弘
5
,
荒木 千里
6
,
清水 健太郞
7
,
光野 孝雄
8
,
北畑 昌彦
9
,
植木 幸明
10
,
工藤 達之
11
,
塩沢 茂
12
,
松角 康彦
13
,
遠藤 辰一郞
14
,
山本 俊介
15
,
渡辺 浩策
16
1岡山大学
2札幌医科大学
3熊本大学
4名古屋大学
5和歌山医科大学
6京都大学
7東京大学
8岩手医科大学
9日本バプテスト病院
10新潟大学
11慶応大学
12関東労災病院
13九州大学外科
14福島医科大学
15三重県立大学
16京都大学外科
pp.77-86
発行日 1959年2月1日
Published Date 1959/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406200752
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陣内 その次に第3番目の問題drainageの問題でございます。これも私のほうで,以前はあまりdrainageをやつていなかつたんでありますが,ところがこの2年くらい前から,まあこれは私,帰つてまいりましてからのことなんですが,drainageをかなりやるようになりましてから非常に結果がいいような気がしているんであります。そのことにつきまして……福島の遠藤教授,ひとつ,その私どもdrainageをいたしますのにですね,その適用,それからそれをやりましたあと,やるのはいいんですけれども,どうもInfektionが起つて困ることがあります。それでいつ頃取つたらいいかというようなことにつきまして,ひとつ御経験をお話いただきたいのでございます。
遠藤 DrainageはExtraduralに入れる場合と,Subduralで手術創内に入れる場合と,脳室系Drainageの三者が挙げられます。
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