Japanese
English
短報
精神運動発作重積の1例
A Case of Psychomotor Status
竹内 賢
1
,
本田 教一
1
,
丹羽 真一
1
Satoshi TAKEUCHI
1
,
Kyoichi HONDA
1
,
Shin-ichi NIWA
1
1福島県立医科大学神経精神医学教室
1Department of Neuropsychiatry, Fukushima Medical College
キーワード:
Psychomotor status
,
Petit mal status
,
Automatism
,
Autonomic seizure
Keyword:
Psychomotor status
,
Petit mal status
,
Automatism
,
Autonomic seizure
pp.201-204
発行日 1996年2月15日
Published Date 1996/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405904047
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Gibbsが自験例22,000例のうち,わずか2例に認めるのみであったとしているように,精神運動発作重積は稀な病態と考えられている。精神運動発作重積は大きく持続タイプと非持続タイプに分けられ10),非持続タイプが精神運動発作重積の定型例とされるのに対し,持続タイプはこれまでにもしばしば小発作重積との鑑別が問題となってきた。今回我々は,鑑別が困難であった精神運動発作重積の1例を経験したので報告し,若干の考察を加える。
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