動き
「第17回日本生物学的精神医学会」印象記
米田 博
1
1大阪医科大学神経精神医学教室
pp.782
発行日 1995年7月15日
Published Date 1995/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405903918
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日本生物学的精神医学会第17回大会は,1995年3月30日から4月1日の3日間,山形大学十束支朗教授を会長として山形市中央公民館および山形グランドホテルにおいて開催された。まず第1日目に新進気鋭の研究者による若手プレシンポジウムが行われ,第2日目には午前中一般演題の発表,午後から特別講演とシンポジウムが開催され,第3日目には一般演題の発表が行われた。本学会は発表演題数も増えてきており,一般演題の発表は,4会場で同時に並行して行われた。
第1日目の若手プレシンポジウムは「情報伝達機能-精神疾患解明への基礎医学的研究」と題して西川徹氏(国立精神・神経センター),森信繁氏(山形大学)の司会のもとに5名のシンポジストがそれぞれグルタミン酸トランスポーターの構造,NO,ポジトロン断層法,セロトニン2A受容体,転写制御因子AP-1結合蛋白質など最新の研究成果を報告した。
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