Japanese
English
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
グループホームを核とした地域精神保健活動—保健所の立場から
Role of the Group Home in Community Mental Health Activities
横田 美貴
1
,
市橋 千重
2
,
石神 文子
3
Miki YOKOTA
1
,
Chie ICHIHASHI
2
,
Fumiko ISHIGAMI
3
1精神障害者グループホーム「やなぎ寮」「すみれ寮」
2精神障害者作業所「やなぎ工房」
3枚方保健所保健福祉推進室
1Social Worker at Group Home Yanagi and Sumire
2Social Worker at Workshop Yanagi
3Hirakata Public Health Center
キーワード:
Quality of life
,
Social skill
,
Group home
,
Self help
Keyword:
Quality of life
,
Social skill
,
Group home
,
Self help
pp.19-25
発行日 1995年1月15日
Published Date 1995/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405903800
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■はじめに
全国的にみると,精神障害者の社会復帰施設は,精神保健法施行を機に徐々に増えている。地域の作業所とともに,精神保健法に基づく施設の設の設立がようやく始まったばかりではあるが,これまで精神障害者の在宅生活にかかわりを続けてきた支援者にとっては,その一つ一つが,光り輝いて見えるくらいに貴重なものなのである。
施設の増加,スタッフの増加が実践を急速に拡大,積み上げていくことになり,今回のテーマであるグループホームについても,報告者にとってわずか1年6か月の運営体験にすぎないが,地域精神保健活動に意義ある役割を担ってゆくであろうと確信を持てたので,報告する。
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