Japanese
English
特集 精神分裂病の生物学的研究
精神分裂病と画像診断—局所脳血流を中心に
Schizophrenia and Brain Imaging
倉知 正佳
1
,
湯浅 悟
1
,
鈴木 道雄
2
Masayoshi Kurachi
1
,
Satoru Yuasa
1
,
Michio Suzuki
2
1富山医科薬科大学医学部精神神経医学教室
2金沢大学医学部神経精神医学教室
1Department of Neuropsychiatry, Toyama Medical & Pharmaceutical University, School of Medicine
2Department of Neuropsychiatry, Kanazawa University, School of Medicine
pp.609-617
発行日 1990年6月15日
Published Date 1990/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405902856
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I.はじめに
精神分裂病の画像診断の意義は,従来から想定されてきたいわゆる分裂病過程の実体を明らかにしていくことにあると思われる。ポジトロンCTの所見については,岸本論文で詳述されるので,ここでは局所脳血流を中心に,まず自験例を紹介し,ついで諸家の報告を概観し,その後服薬の影響やドーパミン(DA)機能との関連について述べることにしたい。
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