増大号特集 いま,知っておきたい発達障害 Q&A 98
6 治療
Q90 発達障害(ASD・ADHD)への薬物療法は長期にわたることが多いですが,安全ですか?
水井 亮
1
,
太田 豊作
2
1奈良県立医科大学精神医学講座
2奈良県立医科大学人間発達学
キーワード:
薬物療法
,
medication
,
長期
,
long-term
,
安全性
,
safety
Keyword:
薬物療法
,
medication
,
長期
,
long-term
,
安全性
,
safety
pp.813-814
発行日 2023年5月15日
Published Date 2023/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405206995
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A 長期安全性が検証された上で,リスペリドン,アリピプラゾール,メチルフェニデート徐放錠,アトモキセチン,グアンファシン,リスデキサンフェタミン,メラトニンといった薬剤が保険適用されています。安全性および有効性を定期的に評価しながら,適切に使用することで,安全に薬物療法を行うことができます。そして,薬物療法を漫然と長期にわたって継続しないようにすることも重要です。
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