特集 ICD-11のチェックポイント
特集にあたって
丸田 敏雅
1,2
1聖徳大学
2帝京平成大学
pp.237-238
発行日 2019年3月15日
Published Date 2019/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405205788
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第11回国際疾病分類(International Classification of Diseases and Related Health Conditions, 11th Revision:ICD-11)は,世界保健機関(World Health Organization:WHO)により長い年月をかけて作成が進められてきた。2018年6月にはその普及版が公開され5),2019年5月の世界保健総会で正式に承認される予定である。
精神医学分野においては,2007年に第1回WHO「ICD-10精神および行動の障害」改訂のための国際アドバイザリー会議2)が開催され,改訂作業が開始されたわけであり,それから12年が経過したことになる。また,国内では日本精神神経学会がICD-11委員会を設置し2006年から活動を開始し,改訂作業に参加した(初代委員長 飯森眞喜雄氏,現委員長 神庭重信氏,副委員長 秋山剛氏および丸田敏雅,および国内フィールドスタディコーディネータ 松本ちひろ氏)。
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