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特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
血中濃度からみたHaloperidolの薬物動態学的特徴とその臨床的応用
Haloperidol Dose, Administration Schedule and Blood Concentration Pattern
八木 剛平
1
,
立山 万里
2
,
藤井 康男
3
,
伊藤 斉
4
Gōhei Yagi
1
,
Mari Tateyama
2
,
Yasuo Fujii
3
,
Hitoshi Itoh
4
1都立大久保病院神経科
2都立荏原病院神経科
3山梨県立北病院
4慶応大精神神経科
1Department of Neuropsychiatry, The Tokyo Metropolitan Okubo General Hospital
pp.1149-1157
発行日 1980年11月15日
Published Date 1980/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405203173
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Ⅰ.緒言
1970年代後半からhaloperidolの血中濃度に関する臨床研究が極あて活発になっているが,我々も1977年から,haloperidolの種々の経口投与法に対応した血中濃度パターンの特徴を把握すること,および血中濃度と投薬量,臨床効果,副作用との関係を明らかにすることを目的として,最近開発されたラジオイムノアッセイ法9)により,一連の研究を行なってきた。その結果の一部は既に公表した5,11)が,今回はその後の知見6)を加えて,他の著者の最近の報告と比較してみる。
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