動き
「第23回日本サイコオンコロジー学会・第10回日本認知療法学会合同大会」印象記
多田 幸雄
1
1埼玉医科大学国際医療センター精神腫瘍科
pp.202-203
発行日 2011年2月15日
Published Date 2011/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405101798
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「第23回日本サイコオンコロジー学会・第10回日本認知療法学会合同大会」は,2010年9月24,25日の2日間,古川壽亮会長(京都大学大学院医学研究科 健康増進・行動学分野教授)のもと,愛知県名古屋市のウインクあいち(愛知県産業労働センター)において開催されました。両学会が合同で大会を行うのは初めての試みでしたが,「リエゾン~こころとからだ,医療と心理~」を基調テーマに,1,500人あまりの多数の方が参加されました。例年通り,大会前日の9月23日には認知療法研修会(ワークショップ)およびサイコオンコロジー学会研修会が開催され,こちらも盛況でした。
大会期間中の2日間で,3つの合同シンポジウムを含む22のシンポジウム,教育講演(サイコオンコロジー学会のみ),オーラルセッション(認知療法学会のみ),ポスターセッションなど,多彩なプログラムが繰り広げられました。私は認知療法学会の単独プログラムには参加しませんでしたが,合同プログラムにはできるだけ参加いたしましたので,ある程度合同大会の空気は味わえたのではないかと思っています。
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