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特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
一自治体立総合病院の経験から卒後研修を考える
Considering Postgraduate Education from the Municipal General Hospital Perspective
青木 勉
1
,
川副 泰成
1
Tsutomu AOKI
1
,
Yasunari KAWAZOE
1
1総合病院国保旭中央病院神経精神科
1Department of Psychiatry, Asahi General Hospital, Asahi, Japan
キーワード:
Postgraduate education
,
Municipal hospital
,
General hospital psychiatry
Keyword:
Postgraduate education
,
Municipal hospital
,
General hospital psychiatry
pp.947-952
発行日 2006年9月15日
Published Date 2006/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405100307
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はじめに
国保旭中央病院は,千葉県北東部の農村部に位置し,総病床数986(一般730,精神250,感染症6),診療科34科で,1次から3次まで対応可能な救命救急センターを併設する自治体立の基幹病院である。1日の平均外来患者数は約3,600名で,併設の救命救急センターを受診する患者数は年59,000名を超える(2005年度)。
2004年度より臨床研修の義務化とともに,精神科研修が必修となった。国保旭中央病院では,1981年に臨床研修指定病院となって以来,臨床研修が義務化されるまでに,80名を超える研修医が精神科研修を行っており,それまでの実績は以前に報告している2,4)。2003年度からは,法による義務化に1年先行して,すべての基本研修科目と必修科目を研修医全員がローテートすることになった。
今回は,以前にも報告したが,義務化以降の精神科の初期研修1)とともに後期研修についてもあわせて報告する。
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