座談会
動物の麻酔
斎藤 十六
1
,
山村 秀夫
2
,
笹本 浩
3
,
山本 道雄
3
,
細谷 英吉
3
,
横山 哲朗
4
1千葉大
2東大
3慶大
4慶大内科
pp.835-846
発行日 1961年12月15日
Published Date 1961/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404201046
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I.動物の麻酔の重要性
司会 きようはお暑いところ大へんむずかしいお話をしていただきますが御かんべん願いたいと存じます。司会をするという柄では全然ないんでございますけれども,若い読者にかわつて,山村先生,細谷先生,それから山本先生から,いろいろなことを伺い,また笹本先生,横山先生にも御経験を伺がいたいと存じます。
動物の麻酔の大切さは今さら申すまでもございません。全く動物実験の成功する,しないということは適当な麻酔,ないしは,どのように麻酔薬を使つたらよいかにかかつております。また私は内科系に属しておりますので,どうも吸入麻酔が苦手でございます。
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