座談会
第23回日本循環器学会総会を語る(2)
細野 清士
1
,
井上 雄
2
,
木村 栄一
3
,
小林 太刀夫
4
,
村尾 覚
5
,
大島 研三
6
,
榊原 仟
7
,
笹本 浩
2
,
渡辺 昌平
8
,
斎藤 十六
8
1慶大内科
2慶大
3日医大
4東大
5東大上田内科
6日大
7東女医大
8千大
pp.834-842
発行日 1959年9月15日
Published Date 1959/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404200814
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肺,および神経性循環無力症
斎藤 それじや細野先生に4月7日午前の演題から肺ですね,それから神経性循環無力症,そこら辺のところから,御印象をお話し下さい。渡辺昌平君も敷衍して下さい。
細野 それじや51番から。肺静脈閉塞をしますと,肺静脈と気管支静脈に交通ができるということです。それから7題肺水腫についてですが,これはいろいろな方法で肺水腫を起している。印象に残つたのは54番の神戸医大の方の交感神経,副交感神経を対照的に出しておるけれども,交感神経のTonusをたかめるような場合は同時に副交感神経のTonusもたかまる,という成績を出しておられました。
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