Japanese
English
方法と装置
医学の研究室で必要な電子管回路・2
Electronic circuit necessary for the medical laboratories・2
內薗 耕二
1
Koji UCHIZONO
1
1東京大学医学部生理学教室
1Department of Physiology, School of Medicine, University of Tokyo
pp.39-44
発行日 1955年1月15日
Published Date 1955/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404200198
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呼吸系,循環系の生理学的研究方法の一つとして,電気生理学的研究法の占める比率は決して少いものではないように思われる。
Einthovenによる心臟電流の研究は近代的心疾患診断法の一つとしての心電図法の基礎を確立したものである。発見当時の弦線検流計から出発して,今日ではA. C. lineを使用する全交流式,ペン書式に到る迄,技術的な面の進歩も決して少くない。その他の面に於ても,呼吸生理,循環生理に於て今後とも電気工学,特に電子管工学の占める領域は益々拡大されようとしている。
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