Japanese
English
今月の主題 知っておきたいまれな大腸悪性腫瘍
主題症例
直腸肛門部乏色素性悪性黒色腫
Malignant Amelanotic Melanoma of the Anorectum
赤松 泰次
1
,
下平 和久
2
,
野沢 祐一
2
,
植原 啓之
2
,
佐藤 幸一
2
,
市川 徹郎
3
Taiji Akamatsu
1
1長野県立須坂病院内視鏡センター
2長野県立須坂病院消化器内科
3長野県立須坂病院病理・臨床検査科
キーワード:
直腸肛門部
,
悪性黒色腫
,
乏色素性
,
メラニン
,
隆起性病変
Keyword:
直腸肛門部
,
悪性黒色腫
,
乏色素性
,
メラニン
,
隆起性病変
pp.378-381
発行日 2016年3月25日
Published Date 2016/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403200584
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疫学
悪性黒色腫の多くは皮膚に発生するが,消化管の中では食道と肛門直腸部が好発部位である.直腸肛門部に発生する頻度は全悪性黒色腫の0.4〜5.6%で,全肛門部悪性腫瘍の0.25〜1.25%と報告されている.発症年齢は50〜70歳代と中高年者に好発し,男女比は1:2で女性が多い.
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