今月の主題 胃集団検診と早期胃癌
症例
早期胃癌(Ⅱa+Ⅱc)の1例
並木 正義
1
,
村島 義男
1
,
前沢 貢
1
,
杉村 厳
1
,
小松 徹爾
1
,
前田 晃
2
,
植林 実朗
2
,
佐野 量造
3
1北海道大学医学部高杉内科
2札幌北農病院外科
3国立がんセンター病理
pp.187-190
発行日 1968年2月25日
Published Date 1968/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403110646
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Ⅰ.症例
患者:佐○ミ○エ 52歳,女.
主訴:心窩部痛.
既往症:昭和39年7月急性肝炎に罹患3カ月入院加療.
家族歴:特記するほどのものはない.
現病歴:昭和38年12月頃より,時々心窩部痛をおぼえるようになったが,売薬などをのんですごしていた.ところが,昭和40年6月にいたり,心窩部痛がつよくなり,さらにはきけがあらわれてきたため,精査を希望して,同年7月14日内科に入院した.
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