今月の主題 十二指腸潰瘍〔1〕
座談会
胃潰瘍(6)―食事療法,薬剤療法,外科療法
市川 平三郎
1
,
崎田 隆夫
2
,
佐野 量造
3
,
五ノ井 哲朗
4
,
平山 次郎
5
,
外園 久芳
6
,
春日井 達造
7
,
川井 啓市
8
,
城所 仂
9
,
小西 義男
10
,
熊倉 賢二
11
,
増田 久之
12
,
三須 正夫
13
,
村上 忠重
14
,
中島 義麿
15
,
西沢 護
16
,
岡部 治弥
17
,
高橋 淳
18
,
竹本 忠良
19
,
田中 弘道
20
,
藤間 弘行
21
,
内海 胖
22
,
渡辺 豊
23
1国立がんセンター集検部
2国立がんセンター内科
3国立がんセンター病理
4福島医大第二内科
5胃腸病院
6品川区医師会臨床検査センター
7愛知がんセンター内科
8京府医大増田内科
9東大分院外科
10長野市小西外科病院
11癌研病院内科
12東北大増田内科
13全国土木建築健保銀座診療所
14昭和大 第一外科
15胃腸科まろ医院
16千葉大 三輪内科
17九大 勝木内科
18日大 有賀内科
19東大 中尾内科
20鳥取大 石原内科
21藤間病院
22東大 吉利内科
23慈大 大井外科
pp.77-91
発行日 1967年1月25日
Published Date 1967/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403110451
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市川(司会) まず食事療法ですが,最近,診断が進歩してから,昔いわれていたことと,少し変わったというような面がありますでしょうか.
食事療法
岡部 食事療法というのは,薬剤療法も含めてですけれども,急性期といいますか,慢性潰瘍でも,自覚症状が起こったときに必要だと思っております.その食事療法は,私は,平山先生がおっしゃったように,出来る丈規則正しい食事療法を推めております.根本は牛乳療法をしているわけです.1日大体6回,のめる人は大がい7合ぐらいまでのむようになりますね.入院しているうちに.自覚症状をとるのには確かにいい.しかしそれが,潰瘍本来の治癒にどれだけ役立っているかどうかはわかりません.
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