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編集後記
中澤 三郎
pp.816
発行日 1986年7月25日
Published Date 1986/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403110368
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膵の囊胞性疾患については,従来よりHoward and Jordanの分類が頻用されており,しかも,それほど新しい疾患概念でもないので,もうこれ以上大きく進展することはあるまいと思っておりました.ところが,本誌を御覧になればおわかりのように本疾患に対する検査法が発達すると共に,その様相も変わってきました.すなわち,これまでの分類では臨床的には複雑すぎて利用し難いので,腫瘍性か非腫瘍性かというように簡単な分類が用いられるようになりました.
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