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海外文献紹介「Common variable低γグロブリン血症患者におけるサプレッサー細胞機能のシメチジンによる調整」
土谷 春仁
1
1関東逓信病院消化器内科
pp.1026
発行日 1985年9月25日
Published Date 1985/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403109806
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Modulation of suppressor-cell activity by cimetidine in patient with common variable hypogammaglobulinemia: White WB, Ballow M (N Engl J Med 312: 198-202, 1985)
H2受容体拮抗剤シメチジンには,モルモットやラットで免疫グロブリンの産生などを変化させる作用があることが知られており,ヒトのリンパ球機能に対する影響に関しても多くの予備的研究がある.common variable低γグロブリン血症は気道や消化管の感染を反復し種々の程度の低γグロブリン血症を呈する疾患で,B細胞あるいはT細胞の機能異常が原因と推定されている.
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