ディスカッション
本号掲載「多彩な胃病変を伴ったlymphomatoid granulomatosis(LYG)の1例」(石田勉,他)について
渡辺 英伸
1
,
水無瀬 昂
2
,
石田 勉
2
1新潟大学第1病理
2札幌医科大学第3内科
pp.1147-1148
発行日 1985年10月25日
Published Date 1985/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403109756
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石田勉論文に対する質問
胃病変は,X線や内視鏡所見から判断すると,腫瘤形成型の悪性リンパ腫に相当すると考えられる.胃生検で悪性リンパ腫と確診しえなかったとのことであるが,本症例について以下の点をお尋ねしたい.
(1)単一な中細胞型リンパ球(T-helper cell)が粘膜内で集団を成して増殖している像(Fig. 5a, b)は胃悪性リンパ腫を意味すると思うのですがいかがでしょうか.
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