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海外文献紹介「同時性大腸腫瘍の研究における大腸内視鏡検査」
小林 世美
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1愛知県がんセンター第1内科
pp.1116
発行日 1984年10月25日
Published Date 1984/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403109616
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The use of colonoscopy in the study of synchronous colorectal neoplasms: TJ Pagana, EJ Ledesma, A Mittelman, MR Nava(Cancer 53: 356-359, 1984)
同時性の多発大腸癌の発見は,治療上特に重要である.第2の腫瘍を発見し損じると,折角治療したにもかかわらず,疾病状態の継続,あるいは進行という不幸な結果を招く.文献上,大腸の同時性腫瘍の頻度は随分様々で,その理由は多分,検査法の不完全さに求められる.著者らは,より確実なデータを得るべくcolonoscopyによる研究を行った.
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