Japanese
English
今月の主題 sm胃癌の問題点(1)―隆起型症例
序説
病理からみたsm胃癌
Editorial
望月 孝規
1
T Mochizuki
1
1日本専売公社東京病院検査科
pp.20
発行日 1982年1月25日
Published Date 1982/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403108655
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- Abstract 文献概要
早期胃癌を定義する際に,理論的には粘膜内(m)癌がそれに該当すると考えられたが,当初はm癌の症例は少なく,また,固有筋層(pm)よりも深部に浸潤している,いわゆる進行癌への移行を知るうえにも必要であるので,粘膜下層(sm)にまで浸潤している癌も,この定義の中に加えられたと聞いている.その後,sm癌の症例が増加するにしたがい,種々の重要な問題が生じてきている.病理組織学的な立場から列挙してみると,以下のようなことである.
(1)ⅢやⅢ+Ⅱcのsm癌は,果たして他の型の早期胃癌と同じように取り扱うべきであろうか.
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