Coffee Break
膵にたまる発癌物質
M
pp.919
発行日 1981年8月25日
Published Date 1981/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403108167
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消化管の癌は発癌化学物質の投与によって実験的に作ることができるようになったので,発癌因子として化学物質が重視されている.それでは膵の癌は何でできるのであろうか.
膵癌死亡率は年々増加しており,早期診断も極めて困難である.ERCPもCTも超音波もCEAも,いずれも早期診断の手段としてはあまりにも頼りない有様である.勿論,治療法も進行した癌に対して極めて非力であることは周知のとおりである.
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