Japanese
English
今月の主題 大腸腺腫症の経過と予後
座談会
大腸腺腫症の経過と予後
Conversazione―Adenomatosis Coli, Its Clinical Course and Prognosis
牛尾 恭輔
1
,
岩下 明徳
2
,
宇都宮 譲二
3
,
高橋 孝
4
,
伊藤 英明
5
,
今 充
6
,
石沢 隆
7
,
武藤 徹一郎
8
,
八尾 恒良
9
T. Muto
8
,
T. Yao
9
1国立がんセンター倣射線診断部
2松山赤十字病院検査部病理
3兵庫医科大学第2外科
4癌研外科
5九州大学第1外科
6弘前大学第2外科
7鹿児島大学第1外科
8東京大学第1外科
9福岡大学第1内科
pp.710-723
発行日 1984年6月25日
Published Date 1984/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403107063
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武藤(司会) 北は弘前から南は鹿児島まで,日本各地から大腸腺腫症に関する権威の方に集まっていただきましたので,本日の座談会で日本の大腸腺腫症の現況を知ることができるのではないかと期待しております.
約10年前に“消化管の特殊なポリポージス”の特集がありました(「胃と腸」第9巻第9号).現在では大腸腺腫症の疾患概念はよく理解されるようになったと思います.今回は診断されてからの経過および治療,特に外科の治療やその予後の実際に焦点を当てて特集を組んだわけです.皆さんのそれぞれの御経験を話していただき,日常の治療,診断に役立つ指針を与えていただければ大変ありがたいと思います.
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