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第14回村上記念「胃と腸」賞贈呈式―受賞は星原芳雄氏ら
pp.1062
発行日 1989年9月25日
Published Date 1989/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403106572
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去る7月14日,エーザイ本社5階ホールで開催された早期胃癌研究会7月例会において第14回村上記念「胃と腸」賞贈呈式が行われた.
本年の受賞論文は「電子スコープによる早期胃癌の内視鏡所見と切除標本の対比」(「胃と腸」23巻1号掲載)で,論文執筆者は星原芳雄氏(虎の門病院消化器科)ら6名.同氏らの研究は「電子スコープを用いて,早期胃癌の表面微細構造を観察し,それらを切除固定標本の実体顕微鏡所見および病理組織所見と対比・検討したものであり,この方法は早期胃癌の鑑別診断,癌の浸潤範囲の診断に有用というだけでなく,癌の組織型の推定(分化型腺癌,未分化型腺癌の形態学的特徴など)も可能である」ことを明らかにしたもの.
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